OB・OGの声 Vol.3

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私とサッカーとドイツ

内藤 孝穂

総合政策学部2020年度卒
所属:NHK(2024年度現在)

ドイツでサッカーをしてみたい!

 私は、小学生のころからサッカーをはじめ、大学でも体育会に所属しながらプレーを続けていました。ドイツと言えば、みなさんご存じのとおり「サッカー大国」。男子サッカーだけでなく、女子サッカーも非常に強く、世界最高峰のブンデスリーガが行われています。サッカー人生のなかで、“いつかドイツでサッカーをしてみたい”。そんな思いから、いつかの役に立てばいいな~とドイツ語を選択しました。

英語が1番苦手だった私が、ドイツ語にハマったワケ

 それからもう1つ、私がドイツ語を選択した理由があります。英語が大の苦手だったということです···。大学では、絶対に違う言語を履修しようと思っていました。そんな私が、まさかの4年生まで毎学期ドイツ語を履修するほどハマってしまったワケ。それは、SFCでのドイツ語の授業では、“使えるドイツ語”を学ぶ感覚があり、「話せるようになっている!」、「ドイツ語、できるようになっている!」という感覚が絶えなかったからです。そんな日常がとても楽しくて、気がつけば短期留学にコンテンツ科目、さらにはドイツ語研究室のSAをするまで、ドイツ語が好きになっていました。英語は苦手、語学きらい···と思っている人こそ、ぜひ、SFCのドイツ語に挑戦をしてみてほしいです!きっと語学を学ぶ楽しさに気づくことが出来ると思います!

留学中にサッカーしてきました!

 “いつかドイツでサッカーをしてみたい!”と思い選択したドイツ語。大学2年生の冬に海外研修プログラムを活用し、語学留学をしながらサッカーをしてきました!約4週間、日中は大学でドイツ語を学び、夜は近くで活動していた女子サッカーチームの練習に参加。小学生のころから目標としてきた場所で、世界最高峰の迫力とサッカーを心から楽しむ気持ちを肌で感じてきました。

 SFCのドイツ語は、単に“語学を学ぶ”だけでなく、“話す楽しさ”や私にとってのサッカーのような“言葉を通じた広がり”を見つけ、そんな学生のやってみたい!心から応援してくれる場所です。

仕事でブンデスリーガにも!

 大学卒業後もスポーツに関わりたいという思いから、現在はテレビ局で番組制作をしています。日頃からドイツ語を使うという機会は少なくなってしまいましたが、先日、女子サッカー選手のドキュメンタリー番組を制作するなかで、女子のブンデスリーガ·バイエルンミュンヘンに取材に行ってきました。特に試合会場や優勝セレモニーでは、動線やプレスエリアの変更、人数制限などすぐに対応が求められることもありました。そうしたときに、自力で対応することができた瞬間は勉強してきてよかったなぁと思いました。また待ち時間にも、隣のドイツのテレビ局クルーと仲良くなったりと、SFCで学んできたドイツ語が活かして、楽しく仕事をしています。

 貴重な4年間、自分の可能性を広げるひとつの方法として、ぜひドイツ語にチャレンジしてみてください!!応援しています!