AO入学生の声 Vol.4

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受験のチャンス:周囲のサポートとSFCの切符動物保護の研究を夢見て

池田 多恵ソフィー

総合政策学部2023年度卒

 私は2019年にSFCの総合政策学部に当時はまだあったAO入試のC方式で受験をし、入学しました。

受験のチャンス

 高校2年生の冬、これまで卒業後の進路について深く考えていなかったため、自分が本当に何をしたいのか紙に書き出しながら考えていました。その時に、私は自分のしたいことが動物保護であると強く思いました。また、幼い頃よりドイツと関わる機会も多かったことからドイツ語も更に磨き学びたいと思いました。

 その頃SFCについて知り、自身が学びたいことはここで学べると思い調べていた時、AO入試を知りました。私の受験の時期に存在していたAO入試のC方式ではSFCの提示する資格を保有していれば受験資格があるというものでした。その中に全国高校生ドイツ語スピーチコンテストで最優秀賞を取得とあり、すぐにこれだ!となり、受験への準備を急いではじめました。本来の私の学力では手の届かないところにある大学への受験のチャンスだ!と思いました。

周囲の協力

 SFCの受験にあたり、スピーチコンテストで最優秀賞をとるための準備とAO入試の準備を同時並行で進めていきました。スピーチコンテストに向けては両親とドイツ人の友人たちの助けを借りました。高校3年生になる前の春休みを使い、両親が私をドイツにある外国人のためのドイツ語教室に2〜3週間通わせてくれ、毎日集中的にドイツ語を学べる環境の手助けをしてくれました。帰国後も、日本に留学に来ているドイツ人の留学生にスピーチコンテストまで毎日ドイツ語の文法を教えてもらい、スピーチコンテストで発表する原稿について考え、発表の練習に付き合ってくれました。AO入試の準備でも周囲の人々がたくさん協力し、助けてくださったおかげで、自信が付き、万全の準備を整えることができました。

私にとってのSFC

 私は、多くの人々の協力のおかげで、AO入試のC方式にて2019年の4月にSFCへの入学が決まりました。入学後、私のやりたかった研究をのびのびとすることができ、それをサポートし助言をくれ、応援してくれる友人たちに出会いました。自分のやりたいことを思いっきりすることができ、大学入学までにはできなかった経験ができる場所、それが私にとってのSFCです!