私とSFCとドイツ語
松山 拓翔
慶應義塾高等学校2023年卒

総合政策学部三年の松山拓翔です。今回、慶應義塾高等学校からの内部進学かつSFCでドイツ語をインテンシブ3まで取ったということで、その珍しさの一つから書かせてもらえることになりました。上の写真は青函フェリー上でとった写真です笑。時間があって興味を持ってくれた方は読んでくれると狂喜乱舞します!
・SFC進学の経緯
なぜSFCに進んだのかという問いは、自分自身に対しても何度も投げかけることがあるのですが、1番の契機は高校で取り組んだ卒業論文にあります。私の高校では最後の学年になった際、卒業のための授業を一つ選ばなければならず、もちろんその中には卒業論文を書かずとも卒業可能な授業はあったのですが、書いたことないし書きたいなという意欲と行動経済学という当時私がとても面白いなと感じていた経済学の一分野で書くことができるということが私をそそりました。
一応、無事に進学できているということはなんとか書き終えたという証左ですが、この経験を機に私は四年間、経済学だけを学び続けるのは厳しいかなと高校3年の学部志望書を出す時に思った次第です笑
前置きが少し長くなってしまいましたがこの経済学の卒業論文を書くということがあったからこそ、再度志望学部を見直して多分野を広く学べると噂のSFCを選択した次第です。第一希望、第二希望ともにSFCの学部で出し、もし人数から溢れて行けなかったらどうしようかなんてことも考えていました笑笑
SFCの宣伝になってしまうかもしれませんが、SFCの欠点はただ一つ、“遠い”だけなのです!実際入ってみるととても面白い授業から為になる話までさまざまなことが見聞き出来ます。(個人的にはほとんどの講義が一方通行じゃないところが一番気に入っています!)
是非とも内部から進学する方或いはそうでない方も、大学で何をしたいのかと迷っていて且つ少しでも学術的なことにも興味を持っている方は是非、一歩踏み出してSFCを選んでみてはいかがでしょうか…!!
・自分とドイツ語
実を言うとドイツ語との付き合いは高校2年生からだったりします。高校の授業要項の一環に第二外国語の科目があり、そこでドイツ語を選択したのが始まりです。そこで一年間学習したのち、高校3年の時は開講されなかったので一年間の空白期をおいて、大学で再びインテンシブ1から始めました。高校で一年間学習していたのになぜインテンシブ1から始めたのか?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、自分自身、一年間も離れていて覚えていない或いはド忘れしていることが多いのではないかと言う不安よりインテンシブ1から始めました笑
実際、高校で学習した基礎的な物事のほとんどは朧げであった為、もしインテンシブ2から始めたらと考えると今よりももっと話すは愚か、書くこともできなかったかもなと自分自身思います。
ここら辺は各人の能力に依るところがあるかもしれませんが、ドイツ語に限らず過去に触れたことのある言語がある場合は、その言語をとることをお勧めしていきたいなと思います。特にSFCだとドイツ語やフランス語、マレー/インドネシア語などのいわゆる第二外国語と言われる科目内容が充実しており、なんといっても英語にはない海外研修制度も存在しており、なんとこの制度では単位をもらいながら、語学力をさらに習熟させることができ、加えて一ヶ月その国を堪能することができるのです!
私個人としては、折角の大学生生活で一番自由の利く時間が確保できる大学生の間でしかできないことをすると言う経験は今後自身の将来、未来にとってとても有意義なものになると思います。SFCにはSFC特有の科目分野が多く存在し、熱中できる物事もまた多く存在します。その中でも言語科目は能動的に行動すればするほど、多面的にまたより正確に物事を思考することができたり、その言語がしゃべられている国の文化を深く知ることができたり、他の科目分野の研究にも応用できたりなどなど、いい事づくめだったりするのです!
・きっかけと能力
最後になりますが新たに言語を学ぶと言うことは自身の思考の幅を広げるだけでなく、より深く考える一助にもなりますし、またその国の人とより深い関係を築いていくこともできます。自分自身、言語が得意であったと言うわけでもなければ、きっかけも些細なものでクラシック音楽をコロナ禍の時に聴いて、原文でその文化の文献を読みたいなと言うものでした。だからこそ始めるきっかけであったり或いはその能力の優劣であったりに関わらず、興味を持った言語に取り組んでみると言うことは、巡り巡ってやっぱり自分自身のためになると私の経験から感じることが多くあります。
長文駄文になってしまいましたがここまで読んでくれた方もそうでない方も、目に留めてくれてありがとうございます!