OB・OGの声 Vol.8

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チャレンジとワクワクの連続だったドイツ語研究室 

本田 義矢

総合政策学部2018年度卒
所属:株式会社セガ(2025年度現在)

ドイツ語研究室の思い出

 大学2年生の秋、「よかったらやってみない?」と先生に誘われてドイツ語研究室の門を叩きました。愉快で楽しい先輩、同期、後輩、先生に囲まれて、あっという間の2年半を過ごしました。ひとつ思い出を具体的に話すと、毎年七夕祭にドイツ語研究室として出店し、ソーセージとビールを売るのが恒例ですが、その売上金がかなりの額になっており、僕と、当時研究会代表だった先輩と「貯蓄するのはもったいない。使おう」と共謀し、さまざまな備品を次々と購入!なかにはソファや本棚など大型家電まで! 当時は、自分たちの秘密基地を作っているみたいで、ワクワクしていました笑。他にも、Twitterアカウントの復活・運営。ドイツ語研究室ホームページのリニューアルなど、2年半のあいだ、活気よくいろんなことにチャレンジさせていただきました。単に授業のサポートをするだけでなくて、SFCの外国語研究室として、どうドイツ語研究室を盛り上げられるか、自分たちも先生も、他の生徒たちも、楽しく交流し続けていくにはどうしたらいいかを、いっぱい考えさせてくれる研究室だったなと思っています。先生たちも、僕たちが新しいことにチャレンジしようとするのを快く応援してくださる方々ばかりで(いきなり研究室に大物家具を置くことを許してくれた訳ですから!)、感謝しかありません。 

研究室と今の自分

 自分は現在、ゲーム会社で企画職として働いています。日本の企業で、かつ外の人と関わりがある部署でもないため、ドイツ、ドイツ語を使う機会というのはほぼなくなってしまいました。それでも、ドイツ語研究室で学んだことが今の仕事に活かされています。SAの仕事として、ドイツ語履修生徒のメーリングリストを管理するというものがあったのですが(今もあるんでしょうか?)、昔は手作業でひとつひとつ抜き差ししていたのを、Excelで自動化するツールを作成していたりしました。今の仕事でも、大量のデータを処理するツールを自主的に作成して、チームの作業を効率化するようなことをよくやりますが、このときの体験と経験が、今つながっているなと感じます。他にも、新しいことに恐れずにチャレンジする空気や気持ちを作ることは、ドイツ語研究室での日々で学んだなと感じています。多種多様な人を暖かく受け入れて、かつアクティブにみんなを巻き込んで新しいことに挑戦し続けるドイツ語研究室での経験は、自分の今の人生の大事な1ピースです。仕事以外にも目を向ければ、あのとき一緒にドイ研のSAだった人たちとは今も大の仲良し! お互いに結婚したり、子供も生まれたりしましたが、今でも連絡を取り合って、ご飯にいったり、遊びにいったりしています。