自炊が楽しすぎるドイツ
江連 理沙子
総合政策学部2年(研修当時)
研修先:マルティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク

1. 研修についての情報
研修に行くまでのドイツ語勉強歴
ドイツ語に触れたのは大学に入ってからでした。一年生のころから順当にインテンシブ科目を取り、気づけば短期研修まで行っていました。
取得科目:ドイツ語インテンシブ1~3、ドイツ語スキル×2、ドイツ語コンテンツ×1
研修中の1日の生活
午前中に90×2の2コマか、×3のお昼を挟んだ3コマで時間割は構成されています。特に選択授業は存在せず、最初のクラス分けテストで分けられたクラスで、ずっと同じメンバーで授業を受けます。授業内容は、文法からリーディング、スピーキング等の幅広い部分で行います。ドイツ版の「パート・オブ・ユア・ワールド」をクラスのみんなで聞き取る授業なんかもありました。午後は学校の計画したレクリエーションに任意で参加します。ハレ大学(明確にはハレ大学付属の言語学校)のある位置が偶然ルターの宗教改革の聖地Wittenbergだったので、かの有名な「九十五か条の論題」の実物を徒歩で見に行くことが出来ました。どこに行けばいいのかわからない研修序盤は特に、このレクリエーションによく参加しました。

休日の過ごし方
休日は、ベルリンやライプツィヒなど近場の都市に遊びに行きました。私は普段SFCで建築・ランドスケープについて学んでいるので、ドイツのカッコいいバロック調の建物はドイツに行くことが決まった段階から楽しみにしていました。土日を使ってタンデムパートナーのいるドレスデンに遊びに行ったりもしたのですが、特にドレスデンのFrauenkircheは圧巻でしたね。戦争の被害を大きく受けたため、復元の際に戦前からの古くて黒い石と、戦後あたらしく使われた新しくて白い石が両方とも教会外壁に使われているのが面白かったです。
日曜日は忙しい平日に処理しきれなかった家事を終わらせたり、趣味ともいえる料理をしていました。ドイツの食材で、ドイツ料理を楽しむのも目的だったので、自炊をするのが癒しの時間になっていました。一人部屋だったので、キッチンも使い放題でした。ジャガイモが2キロで3ユーロだったりしてあまりにも激安で、寒かったのもありずっとKartoffelsuppeを作って食べ続けていましたね。


2.研修体験記
ドイツ語との出会い
私は、第二外国語を選択するとき、特に興味のある言語がなかったので、もし院に進学する場合を考え、どこの大学院でも使えそうなドイツ語を何となく選びました。他にも候補はありましたが、ドイツ語が難しいという噂に食いつき、チャレンジ的な意味もあり選択したと記憶しています。その結果、ドイツ語研究室の居心地の良さもあり執筆している今(3年秋)までドイツ語を取り続けています。
ドイツでの生活
総括していえば、とても楽しく、様々な食生活に触れられたのが良かったと思います。自分でドイツ語で検索をかけて、いろんなレシピを作ってみたり、ドイツのご飯でお弁当をつくってみたり、タンデムパートナーに美味しいにんにくクリームを貰ったり。素直にドイツの中に入り込めた期間だったと思います。日本にいるとどうしても生活が多少ルーティーン化してしまう側面があるので、無理やり見知らぬ環境に自分を投入すると、必然的に模索的な行動になり、それが自分の知らなかった面白いことを体験させてくれるきっかけになる。そんな楽しさがあったと思います。Wittenbergはいわゆる「ド田舎」なので、スーパーや雑貨店の店主さんたちなど、誰も英語を話さないのでいかにもな濃いドイツを体験できました。


