派遣交換留学報告 Vol.4

| 0

コロナを乗り越えて:ボンへの交換留学

池田 多恵ソフィー

総合政策学部2023年度卒
留学先:ボン大学

 私は2019年にS F Cの総合政策学部に入学しました。9月卒業のため、現在は来年入社予定の企業のため勉強をしながらバイトに励んでいます!

留学への想い

 大学入学時から、在学中には海外留学を絶対にしようと決めていました。1年間の海外留学は学生の間にしかできないことの一つであると聞いていて、私も一生のうちに1度しか経験できないような体験をしたいと思い、留学を決意しました。留学の目的は、言語力の向上はもちろん、自身の研究に関しての情報集めやフィールドワークもありました。それと同時に、いろいろな人と関わり、自身の経験や知識を高めたいという想いもありました。

新型コロナウィルスという壁

 当初の予定では大学2年から3年にかけて1年間ドイツへの交換留学を行う予定でした。大学1年生の11月からドイツのどの大学に行くかを考え留学に向けて準備を進めていました。

 準備も全て終わり、後は渡航期間を待つだけとなった時、世界中で新型コロナウィルスが流行しました。S F Cからは渡航の準備は進め、待機するように言われていましたが、渡航の2月前、世界中でロックダウンが起こり、S F Cから留学を断念するよう言われました。なんとかそれでもいけないかとS F Cに掛け合いましたが、新型コロナウィルスの影響で留学を断念せざるを得ない状況になり、その年のドイツへの交換留学を断念しました。

諦めきれなかった渡航

 渡航を断念した後、それでも留学をしたいという気持ちは変わりませんでした。S F Cに次の交換留学の応募を行なっているか確認したところ、渡航は約束できないが応募は可能であると言われました。大学3年から大学4年で留学をするということは就活や卒業にも影響が出てしまうと悩みましたが、それでも一生に1度しか経験できないことだと思い、再度応募しました。そして、2021年の夏から1年間ドイツのボン大学へ交換留学を実現することができました。

S F Cの在学生の皆さんへ

 留学は人生でとてもいい経験になると思います。今までにはない考え方や、新しい物の見方を経験することができ、世界中の国の人と関わることで自分自身も成長できると私は思います。学生の間にしか経験できないことを思いっきり楽しんでください!